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岩見沢駅前

【立喰 小もろそば】
げそ丼330円。

以前も紹介した岩見沢の「小もろ」、基本は麺類のお店ですが、「小もろ」と言えばと言っていいくらいの名物があります。
それがげそ丼。

げそ天をご飯にのせ、甘いタレでまとめたメニューです。
これがくせになってしまう味だったりするのです。
今回は肉そば(320円)とセットにしました。
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げそ丼は、目の前で調理されるのではなく、厨房の奥からおばちゃんによって運ばれてきます。

やや柔らかめの衣に甘いタレがしみ込んでいます。
個人的には、タレがご飯のそこまで落ちきって、すべてのご飯にタレがまぶされた状態が好きですね。

モチッとしている、げそ天の食感と、甘いタレのからまったご飯は、あっという間に丼が空になるくらい食欲をそそるのです。
甘くなった口の中をそばつゆでさっぱりさせながら、ご飯をかき込みます。
食べ終わった時は、お腹だけではなく心も満たされたような気になるのです。

合わせて650円という価格。
部活帰りの高校生が多いのも納得ですね。

滝川市栄町2丁目

【うどん・そば まるかつ】
天ぷらそば280円。

滝川市のお店巡り第2弾。駅を出てから国道12号線に向かうと、国道沿いに“うどん・そば”の看板が見えます。
店のガラス戸には“280円”の大きな文字も。

店の前に路上駐車している車が多いことからも、このお店が繁盛しているのがわかります。
カウンターに座ったら、天ぷらそばを注文します。
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麺は大澤製麺。滝川市内のお店はほどんどが大澤製麺のようですね。
天ぷらは揚げ玉だけですが、それも結構スカスカになっています。輪切りにした玉ねぎのような形です。

つゆはややしょっぱいくらいですが、天ぷらがすぐにとけて甘味が出るとちょうど良いくらい。
ただし味が良くなるかわりに、つゆに油がはじけ飛んだように散らばってしまいますが。

周りの注文を見ていると、“天玉”などのように2つ以上具をのせている人が多いようです。
支払いの様子を聞くと、どうやら1つ20円で具をのせられるようですね。
今度は試してみようと思います。

ここは持ち帰りもあるようで、「めん、ねぎ、たれ、天ぷら(その他)付」で280円。
普通にお店で食べるのと変わりません。さらにそばたれも販売していました。
ただ安いだけの店ではなく、こういう形式のお店が滝川の人たちの生活に定着していることがわかります。
そばの量も、ねぎの量も、1回の食事として十分な量になっているのが嬉しいですね。

国道12号線沿い。“うどん・そば”の看板が目立ちます。
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岩見沢駅前

【呑み処・喰い処 くまちゃん】
天ぷらそば300円。

以前紹介したお店の跡地に、4月から新しいお店ができたということで、ようやく行ってきました。
今度は呑み処・喰い処ということで、お昼はそばうどんカレー、夕方からはお酒とおつまみという雰囲気があります。

かつおの香りがただようお店に入って、天ぷらそばを注文します。
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北海道ではよく見られる揚げ玉の天ぷらに、やや厚めに切られたねぎがのります。
最初につゆをすすってみると、かつおだしを強く感じるのですが、味つけは濃いめでしょっぱいくらいです。
ねぎと天ぷらをとかして食べていくと、ちょうどいいくらいの味になるので、そこまで考えているのでしょうか。
天ぷらを食べていると、小えびのカリッとした歯触りがあります。
ねぎに隠れていたのですが、揚げ玉の上にえびがのっていたのですね。

かけそばは270円で、それ以外のそばはすべて300円。
店の雰囲気もいいので、この路線で続けてほしいものです。

「こもろそば」の隣にあるが、こちらの方が店構えはおとなしい。
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滝川駅前(スマイルビル)

【そば処花霧】
天ぷらそば260円。食券制。

岩見沢と並ぶ立ち食いそば王国の滝川。駅の立ち食いは何度か利用したことがありますが、今回は初めて街のそば屋さんに行ってみました。

駅の目の前にスマイルビルというビルがあります。かつての西友跡地ですが、ここの1階に立ち食いそばにしてはかなり広いお店があります。
店に入ったら、奥の券売機で食券を買い、カウンターに座ります。滝川・岩見沢のお店に見られるように、かけ・天・つきみなど基本的に同じ金額なので、食券を渡して「天そば」と注文をします。

ゆで麺をさっとゆがいて、そばが出てきました。
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まずびっくりしたのは、ねぎの量。天ぷらの暑さと合わさって、とんでもない量に見えます。
天ぷらも見た目はあげ玉だけかと思っていたら、しっかり玉ねぎの入った天ぷらでボリュームもしっかりとあります。上にのせられたかまぼこが少しユーモラス。

そばは若干太めで量もやや多めです。つゆは甘めですがすっきりとしており、そばの量が負担にならずにどんどん食べることができます。
値段を考えると満足度は高いのではないでしょうか。

ここでは、380円でスペシャルというメニューがあり、天ぷら・かしわ・きつね・月見をすべてのせることができます。
一度食べてみたいのですが、すごいボリュームになりそう。

また、隠れた?名物がジンギスカン丼(500円)、このBlogの主旨からは外れますが、市内のおそば屋さんを制覇した後は、じん丼もぜひ食べてみたいものです。
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滝川には、他にも市内に200円台のそば屋さんが数軒あります。以前のように、全店均一料金というのは厳しいとは思いますが、少しでも長く残ってほしいものです。

駅前のスマイルビル1階でコーヒーショップと併設。広い店内はカウンターを中心にゆっくり座ることができます。
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倶知安駅待合室

【そば うどん(清水立売商会)】
天ぷらそば380円。

羊蹄山の麓の倶知安駅、かつては国鉄胆振線との分岐駅だった名残なのか、待合室にそば屋さんが残っています。
待合室の広さと比較すると、こぢんまりとして無骨なお店ですが、お客がとぎれることはあまりありません。

メニューを見ると、天ぷらそば(380円)とかきあげそば(370円)があり、天ぷらは自家製の玉ねぎのかきあげ、かきあげは市販の揚げ玉(しかも大小あり)のようなので、迷わず天ぷらを注文します。
すぐにゆで麺をゆがいてくれます。
倶知安駅待合室

めんやや太めで、多少そばらしい風味があります。つゆは甘味押さえ目で、ややしょっぱい感じ。
ただ手作りのかき揚げが油っぽいからか、最後はそれほどつゆも気にならなくなります。
ちなみにかき揚げは、大が揚げ玉に小えび、小が揚げ玉に春菊でした。見ている限りでは、天ぷらを注文する人が多かったようです。

やかんに入ったつゆをかけるからなのか、旭川ほどではないが熱いです。雪が多い地域なので、熱さもごちそうだということですね。
お客の合間合間に、おじさんが座って雑誌を読んでいるのが、のんびりしていていい雰囲気を出しています。

なお、ホームには「倶知安そば」という看板の建物がありますが、店内の厨房器具はすべて取り外されています。もう復活することはないのでしょうか。

待合室のすみにひっそりと、隣にはテーブルがあり座って食べることもできます。
倶知安駅待合室店舗